ソフトウェア開発者の完全キャリアガイドを読んだ

2020/12/20

(…せっかくなので読んだ本のメモを残すことにしました。)

CAREER SKILLS ソフトウェア開発者の完全キャリアガイドを読んだのでメモしておきます。

どんな本❓

すごい簡単に言うとソフトウェア開発者のための自己啓発本的な本です。ソフトウェア関連の本って技術とか運用に関する本がほとんどなので結構珍しいタイプの本なのかなと思います。

具体的には、ソフトウェア開発者の仕事内容やなり方からはじまり、ソフトウェア開発者として知っておくべきことや人との付き合い方、キャリアの伸ばし方まで多岐にわたってます。中にはブログの作り方なんてものまで入ってた(著者はすべてのソフトウェア開発者がブログを書くべきとまで言うほどブログをおしてる)。

主にアメリカのソフトウェア開発現場について書かれているので(とくに対人関係とかキャリアとかの部分)、ここ日本では実践しづらい部分が多々あるけど「ソフトウェア開発者」という全体像を掴むのには大きな助けとなる本でした。

ソフトウェア開発者のなり方とか🌱

ここでいう「なり方」というのはもちろん単純にソフトウェア開発者になるというのも含んでいるし、さらにより(給料の)良い「なり方」というのも含んでた。

ここで語られている多くはいかに技術力を付けるかとかではなくて(もちろん大事だけども!)、どのように人や会社と向き合うかといういわゆるソフトスキルの話がほぼすべてだった。

たとえば、履歴書の書き方についてこんなことが書かれてたりした。

履歴書に書くことは、自分がしたいことではなく、自分が提供できる価値という観点からよく考えたものでなければならない

いやまあ当たり前のことではあるのだけれど、ついついできることやしたいことを書きたくなることは自分自身想像に固くなかったので(できることそんなにないけど)…。自分はこれだけのことができるというよりも、相手に対してこれだけのことができるという観点で話をした方がそりゃいいよね。

こんな感じのちょっとした気づきがいくつもあって就活前に読んでたらためになったなあなどと思った。

ソフトウェア開発者として知っておくべきこととか⌨

こういう技術は知っておいた方がいいんじゃない?という事項も書いてくれている。具体的には、

  1. オブジェクト指向
  2. アルゴリズムとデータ構造
  3. プラットフォームとテクノロジー
  4. フレームワークとスタック
  5. データベース
  6. バージョン管理システム
  7. ビルド、デプロイ
  8. テスト
  9. デバッグの方法
  10. メソドロジー

を挙げてた。こういうソフトウェア技術の全体像がわかると、今後学習等の見通しが立てやすくなってとても良き良き。

キャリアの伸ばし方とか👩‍💻

同僚や上司とどう接するかとか将来的にキャリアアップするための方法なんかも書かれてる。つまりはやっぱりソフトスキルについての話が書かれている。

たとえば面白かったのが、過度に干渉しくるマイクロマネージャーに対しては次のようにしたらいというのが書かれてたりする。

過剰に報告し、行っているすべてのことに対して指示を求めるのである。 マイクロマネージャーでも手に余るくらい細かいことをいちいち報告して 相手を苦しめ、そういったことは自分で好きなようにして結果だけを報告しろと言わせるのである。

こういったソフトスキルのノウハウがソフトウェア開発というコンテキストの中で書かれているので非常に分かりやすくて学べることが多かった。これがこの本のもっともいいところだと思う(日本でやるのは難しいことも多いけど)。

さいごに

正直に言うと最初数ページは「この本大丈夫だろうか」と思ってしまっていた(著者のノリがフランク過ぎて…)。でも読み進めるとためになることがたくさん書かれているのでオススメします。ただすごく長い!!!

たまおさ

釣りとか登山とか好きです。(@tamaki_osamu)